スライドスイッチを分解修理する
↓SONY製 クロスオーバーXEC-700 20年位前に買った骨董品
お家マニア用のアンプ周りで使ってたヤツだが本体に振動が加わると大音量でガリる
ウーファーから大音量でブブッ!ってね
心臓に悪いので修理する
↓部品面
テキトーなアンプにつなぎ通電させる
まずスイッチはどうかなー
スライドスイッチを触った瞬間にブブッ!
おまわりさんコイツが犯人です
対策としてスイッチを新品に交換すりゃいいんだがこんな特殊なモン今どき売ってないよ
スイッチをバラして接点磨くしかないか・・・
↓問題のスライドスイッチ アルプスさん 日本製です
これをバラすのよ
↓下から見た所
上下合わせて4つ内側に折り曲げたツメがあるから
↓
ツメをラジオペンチやニッパを使ってまっすぐにする
四隅にある足のハンダは綺麗に取っておかないと基板を外す時に高確率で引っかかります
↓接点部と可動切片
接点は色濃く変色し可動切片が接触している所だけにスジが入っている
サビか酸化物かわかんないけどとにかく汚れを取る
↓ゴシゴシ
端子をサンドペーパーで磨く
端子の色が違うのはご愛嬌 光の加減でこう見えるの。仕方ないね
↓可動切片もゴシゴシ
こっちもちゃんと磨く。手を抜かないのが大事です
これちっちゃいから鼻息で飛んで行きそうだし無駄に力を入れると折れそうになるから注意しましょう
↓綺麗になりました(?)
接点部は油分が残っていると埃が付着して接触不良の原因になる
綿棒に油脂除去液を付けて端子や可動切片の脂分を拭き取る
その後は接点復活剤を同様に綿棒に付けて薄く塗っておくと良い
あとは分解した時と逆の手順で取り付けてツメを内側に折れば修理完了
↓ハンダ面 スライドスイッチ部詳細
部品を外した後はフラックスを溶剤で綺麗にしよう
仕上がりの見栄えも大切です
↓スライドスイッチハンダ付け
部品を取り付け、ハンダ付けすればできあがり
計7個もあるので泣きながらの作業となりましたが無事修理完了!
スライドスイッチの接触不良は解消しました
今後あのブブッ!って奴を食らわなくて済むので満足!
細かい作業で長時間やってたので肩が凝った
今日は疲れちゃったので弐寺はベンチウォーマーガチ勢になる!